鳴門市大津町、撫養街道沿いにある、祖谷そばのお店「奥祖谷」(おくいや)
祖谷そば(いやそば)は、 一般的な日本そばの、祖谷地方(徳島県の西のほうにあります)で収穫されたそばを使ってつくられたそば。 つなぎが一切ないのでほかの日本そばより短いのが特徴です。
祖谷地方の名産である祖谷そばが、はるか東の鳴門市でも食することができます。それがここ「奥祖谷」。
機会あればよく立ち寄る店です。
ほかにも徳島県では「総本家 橋本」というあまりにも有名なおそば屋さんがあります。 ここもよく寄るのですが、ここは、私のように混雑嫌いな人間は、まかりまちがっても12:00-13:00の時間帯に行ってはいけない。
混雑がすごすぎ。さすが老舗。
でも、「奥祖谷」なら、その時間帯でも、比較的客入数が少なく、あわただしくないので落ち着いてそばの味に浸ることができます。
今日はあいにくの天候でした。駐車場に泊まっている車が少なかったので、今日も大丈夫、と、入店。
このお店が平日のランチタイムでも控えめな客入りの理由は、憶測の域を出ませんが、注文してから麺茹で、天ぷら揚げなど、調理にも新鮮度を追及するゆえ時間がかかり、サラリーマンのように時間が少ない人に不向きなのかも。
もうひとつ、このあたりは体力勝負のお仕事をしている方も多く、その方に精進料理ともとれるおそば系は物足りないのかも。
事実、1kmぐらい先の中華そば店は、建築系のクルマで埋め尽くされていました。
頼んだのは、私がおろしそばと、おにぎり、
相方が、てんぷらそば
天ぷらそばは、どんぶりにのっかってくるのではなく、別盛りできます。
そばの上にのっかっていると、てんぷらがふやけてしまいせっかくかりっと揚がっているのに台無し。
少ないようにみえますが、結構食べごたえありましたよ。
帰りに、そば茶を買って帰りました。
おひやのかわりに出されるのも、この「そば茶」で、非常に香ばしい。
そのほかの写真。
座ったのは座敷。座敷は禁煙だから。
オープンキッチンのごとく、そば粉挽きがみられます。
これをみているのも、楽しい。
玄関には、大谷焼きの大つぼ。